忍者ブログ
箱乗り猫Ⅱ
何気ない日々の中に美しいものは潜んでいる
05

1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12 13 14 15 16 1718 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30 31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブログを放置して、ついうかうかと過ごしてしまった。
その間、半年以上。

実家の福島で地震があった。
婆猫の摩耶が引退した。
勤め先が変わった。
実家の片付けをした。
小僧猫が成長した。
暑くて思ったように走れなかった・・・あれこれあれこれ

と、こうして夏も終わる。
しかし暑い。いつまでも暑い。
とはいえ、ブログに広告が表示されると
心配して教えてくれるありがたい友人もいるので
あまり間を開けずに更新しないといけない、と
反省しているところなのだ。




これは中学校の同級生が就職祝いに送ってくれた
「かおり」という名前のバラ。

中型の赤と白の絞りで、新しい品種だと思われる。




私っぽいか、というと、そうでもないと思う。
もっとも、私をイメージして作られた花ではないし(笑)


小僧猫のキリっとした顔も貼っておこう。



キリッとしてる、というかびっくりしている顔。




暑いのでフローリングに腹をぺったり付けている。

で、基本は可愛いまま成長したが
運動能力が高いわりに、トロい、というのは
変化していない。
飼い主としてはとても残念なところだ。
PR
10月12日㈭
朝、通勤するのとほぼ同じ時刻に家を出る。
今日は日帰りのワイナリーツアー。
しかもメンバーは首都圏在住の中学校の同級生4人
という初めてのグループメンバーだ。



新宿発8時30分、かいじ7号に乗り込む。
(これは八王子駅、途中で乗ってきたG君が撮った)

電車の中で話すことは、中学校の時とほとんど変わりがない。
旬なところで、朝ドラ「エール」の話で盛り上がる。
福島ではあんなしゃべり方はしない、あれは標準語、
標準語を訛らせればいいってもんじゃないよ、
方言指導はいったい誰がしたんだ?etc.
最後にA君が
「しかし、"ほいど”と言ったって他の県の人には
わからないから、いちいち字幕つけるのも何だし」
と言うのに他3人で爆笑する。

塩山に到着したのは9時7分。
タクシーが待っていてそれに乗り込むが
地理を知っている私は、ワイナリーにはすぐに着いてしまうし
工場見学までの時間を持て余すのではないか?と
密かに心配する。

ところでワイナリーは「L]で、従妹のご主人が
工場長をしている例のワイナリーだ。
従妹によくよく頼んでおいたので、きっといいことがあるはず。



レストランの隣のショップでツアーの受付を済ませる。




工場見学までの待ち時間にも、飲兵衛3人は試飲。
まだ10時少し過ぎなのに。
飲めない私は写真を撮るしかない。
今からそんなに飲んで大丈夫か?と思ったころに
ワイナリー見学が始まる。




葡萄園を見る。
この葡萄は見学者のために収穫せずに残してある。


 

葉っぱから洩れる秋の陽が葡萄に射して美しい。
いかにも、の秋の写真になる。




今でもここにワインを仕込む、という石蔵を覗き




ワインの貯蔵蔵を眺め(樽で寝かせるのは2.3年で
後は瓶に詰めて寝かせる(らしい)
この樽は樫でできていて、すべて輸入品。
結構な値段のするものだから、繰り返し5回くらい使用する
などと、いう説明を受ける。

約30分の工場見学が終わったら、お楽しみのランチ。
このレストランは普通、ランチにしてはお高いので躊躇するが
今回はGotoトラベルでの割引もあり
ランチ付きのツアーにしては、かなりお得な値段になる。
 
 
 

プラスチックパネルで仕切られ、きちんと対策されたテーブルにつき
飲めない私も乾杯。

ワインはコース料理に1杯しかついてなかったが
工場長の縁故、ということで、出る料理ごとに
ロゼのスパーリング、白ワイン、赤ワインは飲み比べで2種類と
大盤振舞のサービス。
(このフレンチのコースについては、次回の記事で)
 
さらに、食事の後は併設のショップで買い物。
ここでも、工場長がつきっきりで、かなりの割引をしてくれた。
いやー、持つべきものはワイナリーの工場長に嫁いだ従妹だ。

皆で結構な買いものを終え、そろそろタクシーで
次の目的地に、というところで従姉(姉のほう)が登場。

他の3人にタクシーに乗ってもらい
私は従姉の車で「ぶどうの丘」に向う。
従姉は私にはもちろん、他の3人にもどっさりのお土産を
用意して、車に積んできてくれた。



ここでも、飲める人たちは「タートバン」という杯を買い
飲み放題の試飲を楽しむ。


 

ここは貯蔵蔵でもあるので、エアコンが効いている。
飲んでいる人は平気だろうが、
一緒に説明しながら付き添う従姉と私は冷え冷え。
私たちは外に出よう、ということになる。
他の3人のもワインを堪能した、と言って外に出る。


 

外に出ると、葡萄の里を一望できる場所だ。
恋人の聖地、と書いてあるのを見て
関係のない歳になったね、と笑いあう。




従姉と記念撮影。

この後、他の2人は敷地内の温泉へ。

私と従姉、従姉と面識のあるG君は
従姉の住む旧家のあれこれを話す。
穏やかな陽の中で、G君と話したのは従姉も私も楽しかった。
こういう時でもないと、のんびりと昔を思い出すということは
ないからだ。(訪問する時はいつもあわただしい)


ゆっくり話していたいが、日帰りのツアーなので
そうもいかない。
男子チームには徒歩で、女子チームは従姉の車で
「勝沼ぶどう郷」駅に向かう。


 

男子チームはこんな景色の中を歩いたらしい。




電車を待つ間、今回の幹事のA君と。
背景にはいかにも秋、の夕日。

楽しかったね。

帰りの電車では、みんなぐっすり、と思っていたら
思いの他元気で話が弾み、あっという間に新宿に着いた。

また機会があったら絶対に行こう!と全員が言ったので
幹事も満足だったに違いない。
もちろん私も満足、というよりは安心した、と言うのが正しい。
 
このタイトルで「旅する」カテゴリーにするのは
かなり悩んだ。
まあ、いいや。
気にするのは私だけだろうから。

さて、食い倒れた、という言葉がぴったりの一夜が明けた。
私の場合、同行者に必ず早起きする人が含まれているのは
とてもありがたい。
7時半の朝ごはんの前に連れ立って風呂に行く。
昨日と風呂の場所が変わっているので
露天風呂を目指すが、あまりの人の多さに諦めた。
露天でなくても十分に朝の光が入って気持ちがいい。

それほどお腹も空いてないが朝食会場に向かう。



とろろ、ナス、カボチャのサラダ、笹かまぼこ
スモークサーモン、カレーを控えめにとる。

とろろとカレーがあるので白いご飯ば必須。


 

出汁巻き玉子、ホウレンソウのおひたし、
鯖の塩焼きの「和食セット」
あまりのサバの大きさにびっくり。
残念ながら少し残してしまう。


「洋食セット」はベーコン、ソーセージ、フレンチトースト
だったらしいが、頃合いを見て、フレンチトーストだけを
作ってもらう。



ここのフレンチトーストは食べないといけない。
断言するほご美味しい。

他に「はらこ飯」のおにぎり、イカ刺し、
ずんだ餅、フルーツ、ヨーグルトを食べたが
写真は撮らなかった。

食べた量はそれほどでもないが、ゆっくりと
楽しみながら食べていると、朝食の終了時間だ。

今日はこれから秋保温泉に行くのだ。
温泉に入るのではなく、おはぎを買いにいく。
ついでに渓谷の紅葉も見よう、という計画だ。

出発前にロビーで記念写真

 


途中でお土産の笹かまや饅頭などを買い、秋保に向う。
まったく知らない土地だ。
思っていたよりもずーっと山の中で田舎。




そして、中でもごくごく普通の田舎のスーパーといって佇まいの店。

えっ、ここ?!
ここでおはぎなんて売ってるの?
そんなの美味しいの?
と思ったが、各地から買い求める人がひっきりなしに訪れる。
なにしろ第4駐車場まであるのだ。信じられない。

中で売っているものも、普通の田舎のスーパーそのもの。
しかし、おはぎを置いてあるコーナーは人だかり。
どんどんおはぎは売れていくが、補充もどんどんされていく。



お土産に、と買ってもらったもの。

ずんだ餅、五穀米のおはぎの中はずんだ餡。
ごまのおはぎ。
添加物が一切なし、なので賞味期限は当日。
おはぎは他に小豆あんと黄粉、納豆がある。

なんでも、裏の建物でおばちゃんたちが
すごいスピードでおはぎを作っているそうだ。
1日にだいたい5千個も売れるらしい。
一番売れた時は日に1万5千個売れたとか。
素朴で美味しいということだろう。
祖母や母親が作ってくれた普通おはぎ、という味が
今の人には郷愁をさそうのだろうか。




こちらもお土産に買ってもらった「うにご飯」
あんな山の中なのに、こんなにウニがどっさり入って
美味しいなんて、とびっくりした。
他にほたてごはん、ほっき貝のごはんもあった。
これらの炊き込みごはんが入ったお弁当は
おはぎと同様、飛ぶように売れていく。


無事におはぎが買えたので、渓谷沿いを歩く。
残念ながら、紅葉はこれからのようだ。

 

しかも柵のために川の流れが見えない。




この後、道の駅(今治の食のワンダーランド、さいさいきて屋風の)で
産地直送に安くて美味しい野菜を友人は買い求めた。
私も東京に帰るのでなければ買って帰りたいところだったが
なにぶんにも重い野菜を抱えて帰るには東京は遠い。

しかし、次回は春になる前にまた松島に泊まって
また秋保で買い物をしよう、と話がまとまった。
次の旅行まで、またがんばって働こう、と
帰路の新幹線の車窓から秋の夕日を眺め、そう思った。
今月の初めに、福島の友人と松島に行ってきた。

本来ならば、カテゴリーは「旅する」なのだろうが
私たちの旅行に限っては「食べる」が最適なので
これにする。

泊まった宿はロビーや部屋から松島湾を臨む
オールインクルーシブの魅力的なホテルだ。

友人に福島駅に向えにきてもらい
彼女の愛車、ピンクのNBoxでもう一人の友人をピックアップ。
そのまま松島に向う。

車の中では積る話に花が咲き、どこを通ったか
どこを走っているか私には全然わからない。
そして無事に松島のホテルに到着(ざっくり過ぎる)

ロビーでコーヒーやナッツ、ドライフルーツをつまんで
これからの行動の作戦を練り、部屋に入る。
 
   
 
秋の日は短く、穏やかに暮れていく。

5時から入れ替え無しの夕食、時間ぎりぎりまで食べたいので
 すぐに、美容液のようなトロトロの泉質の温泉露天風呂に入る。
露店風呂から見える松島湾と夕日が美しい。


お楽しみの夕食。
 

  
 
飲めないけど乾杯。
真ん中の友人Nは飲み物をとってくるのを忘れたので
隣の友人Bが
「じゃ、もう、これ持ちなよ!」と言い
ウニ豆腐が入っている脚付きの小鉢をあげる。

食べたものの一部を紹介。
撮り忘れたものも多い。



刺身、板さんが好みのものをその場で切って盛り付けてくれる。
醤油も3種類用意されているが、違いはいまいいちわからない。




ホタテ、鯛、マグロの寿司。
これも好みのものを握ってもらう。
マグロには金粉乗せられる。素敵。




チョイスした前菜の数々。
これからの戦いに備えて、控えめ。




天ぷらも好みのものを揚げてもらう。
海老、アナゴ、ナス。


 

フカヒレの茶碗蒸し。
とっても好き。


 

黒毛和牛、トリュフソース。
蒸した人参とカリフラワー、クレソン添え。


 

牛タン炭火焼き。
2枚のうち、1枚は友人Nの分だ。
大きいのえ1枚で十分。

他に漬物と白いご飯、蟹の味噌汁。

 

デザートを盛り合わせてみた。

クレームブリュレは目の前でガスバーナーでキャラメリゼ。
一口のモンブランと杏仁豆腐、リンゴ、柿。

ジェラートも食べたが、写真は撮らなかった。
あまりにも満腹過ぎて。

食後、部屋に戻った私たちは
そのまま布団に入り寝てしまった。
そして9時半頃むっくりと起き上がり
岩盤浴をした。
1度寝たので、いつもなら12時前に沈没するところを
夜中の1時過ぎまで、楽しく盛り上がった。
 
安曇野で新蕎麦を食べた後の夜は
諏訪湖を窓から眺めながら宿の夕食。


コロナ対策として、給仕する数を減らす工夫がある。



膳の上には既に小鉢の野菜とはちみつ味噌。


前菜と煮物は2段のお重に入っている。

 

南瓜豆腐と蟹の脚、がんもどきとごぼうの煮物。





左上はあんきも
紅葉の形の皿には信州サーモンの寿司
新生姜、枝豆、海老、ふくさ焼き。


 

お造りは菊の花びらを散らしたマグロと鯛、左の白いのは豆乳寒天。


 

焼き物は天ぷら
ワカサギ、カボチャ、しし唐、マイタケ。
お替り自由だが、昼間も天ぷらを食べているので
マイタケの天ぷらは残してしまう。
おかわりができるほどお腹の余裕はない。残念。


 

錫の鍋にはすき焼き。
肌寒くなると、温かいものが恋しくなる。
すき焼きを食べるのは久しぶりなので嬉しい。


 

止め椀は信州蕎麦。

温かい汁が張ってあり、私はこれに天ぷらをいれて食べる。




デザートは赤肉メロン。

いつもデザートに工夫のある宿なので
果物だけ、というのは、これもコロナ対策で
なるべく手が触れることを避けているのだろう。

他にバイキング方式で、炊き立ての新米と
蜆、なめこの味噌汁があり、
それも私は十分に堪能した。
プロフィール
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
凝り性なのでいろいろ
自己紹介:
ミモザは枯れてしまい、箱に乗る猫ももういない。それでも花壇は四季折々の表情を見せ、猫はなし崩しに増えて日々騒々しい。人生、なかなか思ったようにはいかない。
最新記事
リンク
ブログ内検索

1  2  3  4  5  6 
次のページ
忍者ブログ [PR]