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箱乗り猫Ⅱ
何気ない日々の中に美しいものは潜んでいる
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10月12日㈭
朝、通勤するのとほぼ同じ時刻に家を出る。
今日は日帰りのワイナリーツアー。
しかもメンバーは首都圏在住の中学校の同級生4人
という初めてのグループメンバーだ。



新宿発8時30分、かいじ7号に乗り込む。
(これは八王子駅、途中で乗ってきたG君が撮った)

電車の中で話すことは、中学校の時とほとんど変わりがない。
旬なところで、朝ドラ「エール」の話で盛り上がる。
福島ではあんなしゃべり方はしない、あれは標準語、
標準語を訛らせればいいってもんじゃないよ、
方言指導はいったい誰がしたんだ?etc.
最後にA君が
「しかし、"ほいど”と言ったって他の県の人には
わからないから、いちいち字幕つけるのも何だし」
と言うのに他3人で爆笑する。

塩山に到着したのは9時7分。
タクシーが待っていてそれに乗り込むが
地理を知っている私は、ワイナリーにはすぐに着いてしまうし
工場見学までの時間を持て余すのではないか?と
密かに心配する。

ところでワイナリーは「L]で、従妹のご主人が
工場長をしている例のワイナリーだ。
従妹によくよく頼んでおいたので、きっといいことがあるはず。



レストランの隣のショップでツアーの受付を済ませる。




工場見学までの待ち時間にも、飲兵衛3人は試飲。
まだ10時少し過ぎなのに。
飲めない私は写真を撮るしかない。
今からそんなに飲んで大丈夫か?と思ったころに
ワイナリー見学が始まる。




葡萄園を見る。
この葡萄は見学者のために収穫せずに残してある。


 

葉っぱから洩れる秋の陽が葡萄に射して美しい。
いかにも、の秋の写真になる。




今でもここにワインを仕込む、という石蔵を覗き




ワインの貯蔵蔵を眺め(樽で寝かせるのは2.3年で
後は瓶に詰めて寝かせる(らしい)
この樽は樫でできていて、すべて輸入品。
結構な値段のするものだから、繰り返し5回くらい使用する
などと、いう説明を受ける。

約30分の工場見学が終わったら、お楽しみのランチ。
このレストランは普通、ランチにしてはお高いので躊躇するが
今回はGotoトラベルでの割引もあり
ランチ付きのツアーにしては、かなりお得な値段になる。
 
 
 

プラスチックパネルで仕切られ、きちんと対策されたテーブルにつき
飲めない私も乾杯。

ワインはコース料理に1杯しかついてなかったが
工場長の縁故、ということで、出る料理ごとに
ロゼのスパーリング、白ワイン、赤ワインは飲み比べで2種類と
大盤振舞のサービス。
(このフレンチのコースについては、次回の記事で)
 
さらに、食事の後は併設のショップで買い物。
ここでも、工場長がつきっきりで、かなりの割引をしてくれた。
いやー、持つべきものはワイナリーの工場長に嫁いだ従妹だ。

皆で結構な買いものを終え、そろそろタクシーで
次の目的地に、というところで従姉(姉のほう)が登場。

他の3人にタクシーに乗ってもらい
私は従姉の車で「ぶどうの丘」に向う。
従姉は私にはもちろん、他の3人にもどっさりのお土産を
用意して、車に積んできてくれた。



ここでも、飲める人たちは「タートバン」という杯を買い
飲み放題の試飲を楽しむ。


 

ここは貯蔵蔵でもあるので、エアコンが効いている。
飲んでいる人は平気だろうが、
一緒に説明しながら付き添う従姉と私は冷え冷え。
私たちは外に出よう、ということになる。
他の3人のもワインを堪能した、と言って外に出る。


 

外に出ると、葡萄の里を一望できる場所だ。
恋人の聖地、と書いてあるのを見て
関係のない歳になったね、と笑いあう。




従姉と記念撮影。

この後、他の2人は敷地内の温泉へ。

私と従姉、従姉と面識のあるG君は
従姉の住む旧家のあれこれを話す。
穏やかな陽の中で、G君と話したのは従姉も私も楽しかった。
こういう時でもないと、のんびりと昔を思い出すということは
ないからだ。(訪問する時はいつもあわただしい)


ゆっくり話していたいが、日帰りのツアーなので
そうもいかない。
男子チームには徒歩で、女子チームは従姉の車で
「勝沼ぶどう郷」駅に向かう。


 

男子チームはこんな景色の中を歩いたらしい。




電車を待つ間、今回の幹事のA君と。
背景にはいかにも秋、の夕日。

楽しかったね。

帰りの電車では、みんなぐっすり、と思っていたら
思いの他元気で話が弾み、あっという間に新宿に着いた。

また機会があったら絶対に行こう!と全員が言ったので
幹事も満足だったに違いない。
もちろん私も満足、というよりは安心した、と言うのが正しい。
 
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ミモザは枯れてしまい、箱に乗る猫ももういない。それでも花壇は四季折々の表情を見せ、猫はなし崩しに増えて日々騒々しい。人生、なかなか思ったようにはいかない。
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