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箱乗り猫Ⅱ
何気ない日々の中に美しいものは潜んでいる
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ヨハネは1月25日生まれなので
今は8か月、人間では小6くらい、ということになる。

・・・悪戯ばかりして暴れまわるはずだ。

なんだ、当然じゃない、とこれを書いている今
やたら腑に落ちた。



最近は冷蔵庫の上に乗ることを覚えた。




上から見下ろして、満足そうにしている。




あとは、こうやって体や手を伸ばして
ごろごろと遊んでいる。




眠るには適していないようで、ここで寝るってことはない。





今週になって、電子レンジの上に乗って
火災報知器の紐を引っ張ることが好きになったらしい。

けたたましい音が家じゅうに鳴り響いたので
飼い主はびっくりした。
その後も3度ほど紐をひっぱって喜んでいたので
夫に命じて、紐はまとめて天井に貼り付けてもらった。

大概。子猫の時は思いもかけないことをやってくれるが
この猫は今までのパターンが当てはまらず
びっくりすることばかりだ。

だいたい、水が出ている蛇口の下に頭を突っ込んで
毛をボサボサにして喜んでいるし。
これは、大人になっても変わらないのだろうなあ。
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今年の夏は暑かった。

人生で初めて夏を経験する子猫は
さぞ、辛かったことだろう。

そもそもこの猫は触ると熱いのだ。

 

この手つきがすごく変でびっくりする。

気が付いたら伸ばしてやるが、この体勢は好きなようだ。




この猫種はみんなそうなのだろうか、脚がとにかく長い。
ついでに身体も長い。

3つの猫用ベッドをまんべんなく使ってくれるので
飼い主は満足している。




この怖い白目を剥いた写真は、彼の実家のブリーダーさんの
大好物ということ。
送ったら、可愛い!と、大喜びをしていた。


 

これが一般的な寝姿だと思うな。

朝晩、少しずつ涼しくなってきた。
発熱する猫にとっては過ごしやすい季節が来る。

もちろん、人間にとっても。

最近、ウチの猫が決まって通る道がある。
「婆猫の洗礼」ってやつ。
 
それぞれが子猫だった時、だいたいは
かならず大人猫にちょっかいを出す。
子供だから何も解っていないし、あたりまえの行動だと
飼い主は思っている。
そして、子猫のちょっかいに対し、大人の猫は
感心するほど子猫に寛容だ。
何をされても怒らない。あきらめの境地で耐える、
あるいはささっと逃げる。
その行動で猫社会の平和は保たれている。

しかし、大人とはいえ婆猫の摩耶は
天上天下唯我独尊、なものだから
子猫にちょっかいを出されると黙ってはいない。
小さな体のどこに、そんな気力と力があるのだろう?と
思うほど大きな声で叫び、行動する。
そして、ちょっかいを出した子猫はきっちりと
爪の制裁を受けることになる、
鼻の頭に(見るからに気の毒な)ひっかき傷を作り
血だらけになりながらあわてて逃げてくる。
下手すると、子猫が何もしていなくても
婆猫から積極的に攻めていくこともある。
わざわざ虐めに行くなんて、相当に性格が悪い。

そして、新入り子猫も御多分にもれず・・・
 


近づいてよーく見ないとわからないが
鼻の穴の下に小さく傷がある。
ほぼ治りかけなので、だいぶ前にやられたのだ。
飼い主が気づかなかっただけ。
 
気の毒だが、これで少しは懲りておとなしくなるだろう
という期待は見事に外れた。
体の大きい子猫は、毎日のように婆猫にちょっかいを
出している。
何をやっているの?
バカなの?
・・・きっとバカなのだ。
 
 
 酷暑だった夏も過ぎた(と思う)

 

今までの猫でここまで無防備に寝た猫はいない。
何にも考えていないのに違いない。

朝晩、少し涼しくなってきたので
子猫も過ごしやすくなっただろう。
 ここ2日ほど、カリカリの食いつきもいい。

天真爛漫の子猫時代はあと少し。
年齢を重ねた飼い主としては
早く大人になって、物静かな猫になってもらいたい。
心からそう願っている。
裏の畑ではカナカナが鳴いている。
今年は鳴き始めるのが遅かったせいか、
目いっぱい鳴いている気がする。

そして、この酷暑に猫も人間もへとへとだ。

 

このヒトは小さい時から暑さに弱く、今年もこんな感じ。




こちら、警戒しているせいか暑さは結構平気なのかも。


 

暑い~のポーズはしているものの、完全に気を抜いてはいない。





一方、夏の暑さを生まれて初めて経験する子猫は

 

夜はこんなで。


 

昼はこちらで。


 

気持ち良さそうに寝ているのは、エアコンをガンガン利かせているから。



 

悪いことばっかりしているのに、顔だけは分別臭くなってきた。
この表情だけ見ると、日中暴れまわっているようには見えない。

え?心配しなくても、悪さしてるように見える?って?

この時季になると、と、いうわけではなく
比較的虫の動きが活発な気温になると
家の中で黒いピカピカした虫をみかけることがある。

しかも、それを最初に見つけるのは私ではなく
猫が凝視する視線、あるいは猫の動きを辿って
その存在に気付くことがほとんどだ。
これは相当にコワイ。

つい先日の夜のことだった。
めったにそんなことをしない茶色の坊ちゃんが
天井付近を凝視していた。
さらに、それにつられて子猫も天井を見上げている。

?と私もその視線の先を追う。

歓迎できない黒いピカピカした虫が目に入った。
しかも、結構大きい。

ぎゃ~っ!(心の中の声)

恐怖のあまり、人間は動けない。
私は虫が苦手なのだ。

茶色の猫の喉から、カカカ・・・という
あのカラスやスズメを見つけて鳴く時と
同じ鳴き声が漏れてくる。
子猫などは、届くはずもないのに、天井に飛び上がる勢いで
身構えている。

助けを呼ぼうにも、そういう時に限って夫は不在だ。
そして、夫の帰宅時間までにはあと1時間半ほどもある。

わずかの間に私が考えたことは
コードレス掃除機で吸えないか?だ。
その手でカメムシを何度となく退治?した実績があるからだ。

このまま恐怖と戦いながら時間を過ごすのは嫌だ。
床に落ちてきた黒い虫を猫が弄ぶのも嫌だ。

決心した私はコードレス掃除機を手に(幸い充電は完了)
ブォーンという掃除機の音が、恐怖を煽るのを感じながら
天井の梁の黒い虫が止まっている箇所にホースを向けた。


ブォーン・・・(掃除機の音)
バシバシッ・・・(虫が飛ぶ音)
バタバタバタバタ・・・(大小の猫が走り回る音)
 きゃーっ・・・(人間が叫ぶ声)
ハアハアハア・・・(怖さのあまりの人間の呼吸)

そ、つまり捕獲に失敗したのだ。
黒い虫は梁を移動しただけだ。

でも、ここで止めるのは女がすたる!(何を言っているのだ、何を!)
呼吸を整えて、もう1度掃除機のホースを虫のいる梁に向ける。

ブォーン・・・(再び掃除機の音)
ぎゃーっ・・・(もはや叫びながらでないと勇気がでない)
バシバシ・・・(虫が飛ぶ音)
ぎゃーっ・・・(叫ぶ声)
バタバタバタ・・・(大小の猫が走り回る音)

・・・しーん

あ?・・・え?

黒い虫は掃除機の中に無事?納まった。
はーっ、良かった。
掃除機本体の中を確認したら、ごそごそと動いている。
逃げられても困るので、すこし考えて本体ごと夫のトイレの中に
入れておいた。
夫が帰ってきたら捨ててもらおう。それくらいはしてもらわないと。
トイレの中だったら万が一虫が逃げ出してもなんとかなる、という
今考えると、浅はかなことを考えた末のことだ。

この後、帰宅した夫に事の顛末を報告し
黒い虫は家の外の道に廃棄処分となった。

大小の猫は「なんだ、つまらない」という顔をしていたが
ここは、がまんしてもらうしかない。
せっかくの動くおもちゃだけど、もう、無いから。

 

騒動の後の夜涼み。


 
手術もすみ、大人の顔になりつつある。

今年の騒動はこれ1度きり、ということにしてもらいたい。
プロフィール
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
凝り性なのでいろいろ
自己紹介:
ミモザは枯れてしまい、箱に乗る猫ももういない。それでも花壇は四季折々の表情を見せ、猫はなし崩しに増えて日々騒々しい。人生、なかなか思ったようにはいかない。
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