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前回の続き
もう何度もこのブログに登場しているS温泉。
ノスタルジックな、と言えば聞こえはいいが
何もない、そしてその何もないところが魅力の温泉だ。
街の中の温泉はすべてかけ流しで、1週間もい滞在したら
間違いなく肌がすべすべになるだろう、と思う。
それほど泉質が良いのが目に見えてわかるのだ。
宿に入ったら早速外湯に行ってみる。
暑いのでお湯にもそうそうは浸かっていられず
2つの外湯に入っただけだった。
しかもそのうちの1つは熱すぎて、湯をかぶっただけだった。
S温泉は、どこのも10部屋くらいの小規模な宿がほとんど。
だからこそ、の女将さんの腕のみせどころ、の料理が夕食には並ぶ。
蕎麦もあるし、パイ包みのシチュー、すき焼き、天ぷら。
蓋のあるものは、浅利の酒蒸し。デザートにチーズケーキまで。
もちろん全部は食べきれず、ご飯は残してしまう。
チーズケーキは断って部屋にもって帰る。
夕食の後は宿で貸してくれる浴衣を着て、夜の街を散策。
このご時世なので、人が少ない。
趣のある下駄屋も夜は店を閉めている。
あ、でもこの路地にいる猫は今年もいた。
「防犯カメラ監視中」という不粋なプレートが残念。
玉子のお金くらいは払いなよ、と思う。
あー、提灯が光ってボケボケだけど、まあ、いいか。
温泉の「下の方」まで足をのばすと
有名な「はやそばもち」の店には店番の猫が寝ている。
店はとうに閉まっているのに、熱心な店番だ。
夏の暑い盛りだったが、高原の麓のS温泉の夜の街には
時折、川を渡る涼しい風が吹いていた。
一夜明けて、朝食は今までとは違う弁当箱形式でおかずが並ぶ。
弁当箱での提供は今の世の情勢に適っているし
洗い物も少なくて済むのだろう。
豆腐のあんかけ、焼鮭、玉子焼き、
茄子、ピーマン、パプリカの揚げびたし。
サラダ、みそ汁。あっさり炊いた昆布の佃煮。
いや、ウチの夕飯よりもおかずがあるよ、と声に出して毎回言う。
もう、これだけ食べたら昼ごはんはいらない。
もう1度温泉に入ったり、饅頭を買いに出たりしていると
すでにチェックアウトの時間だ。
帰りがけには、もう一度O町に寄り
昨日食べられなかった「栗あんみつ」を食べる。
この店のは寒天も白玉も全部自家製、というのが解る。
寒天はすこしはかなげで、栗蜜をかけて食べる。
また秋にでも行きたいよね。
その時はコロナも少しはおさまっているといいね、と
話しながら、帰路についた私たちだった。
もう何度もこのブログに登場しているS温泉。
ノスタルジックな、と言えば聞こえはいいが
何もない、そしてその何もないところが魅力の温泉だ。
街の中の温泉はすべてかけ流しで、1週間もい滞在したら
間違いなく肌がすべすべになるだろう、と思う。
それほど泉質が良いのが目に見えてわかるのだ。
宿に入ったら早速外湯に行ってみる。
暑いのでお湯にもそうそうは浸かっていられず
2つの外湯に入っただけだった。
しかもそのうちの1つは熱すぎて、湯をかぶっただけだった。
S温泉は、どこのも10部屋くらいの小規模な宿がほとんど。
だからこそ、の女将さんの腕のみせどころ、の料理が夕食には並ぶ。
蕎麦もあるし、パイ包みのシチュー、すき焼き、天ぷら。
蓋のあるものは、浅利の酒蒸し。デザートにチーズケーキまで。
もちろん全部は食べきれず、ご飯は残してしまう。
チーズケーキは断って部屋にもって帰る。
夕食の後は宿で貸してくれる浴衣を着て、夜の街を散策。
このご時世なので、人が少ない。
趣のある下駄屋も夜は店を閉めている。
あ、でもこの路地にいる猫は今年もいた。
「防犯カメラ監視中」という不粋なプレートが残念。
玉子のお金くらいは払いなよ、と思う。
あー、提灯が光ってボケボケだけど、まあ、いいか。
温泉の「下の方」まで足をのばすと
有名な「はやそばもち」の店には店番の猫が寝ている。
店はとうに閉まっているのに、熱心な店番だ。
夏の暑い盛りだったが、高原の麓のS温泉の夜の街には
時折、川を渡る涼しい風が吹いていた。
一夜明けて、朝食は今までとは違う弁当箱形式でおかずが並ぶ。
弁当箱での提供は今の世の情勢に適っているし
洗い物も少なくて済むのだろう。
豆腐のあんかけ、焼鮭、玉子焼き、
茄子、ピーマン、パプリカの揚げびたし。
サラダ、みそ汁。あっさり炊いた昆布の佃煮。
いや、ウチの夕飯よりもおかずがあるよ、と声に出して毎回言う。
もう、これだけ食べたら昼ごはんはいらない。
もう1度温泉に入ったり、饅頭を買いに出たりしていると
すでにチェックアウトの時間だ。
帰りがけには、もう一度O町に寄り
昨日食べられなかった「栗あんみつ」を食べる。
この店のは寒天も白玉も全部自家製、というのが解る。
寒天はすこしはかなげで、栗蜜をかけて食べる。
また秋にでも行きたいよね。
その時はコロナも少しはおさまっているといいね、と
話しながら、帰路についた私たちだった。
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プロフィール
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
凝り性なのでいろいろ
自己紹介:
ミモザは枯れてしまい、箱に乗る猫ももういない。それでも花壇は四季折々の表情を見せ、猫はなし崩しに増えて日々騒々しい。人生、なかなか思ったようにはいかない。
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